想像はしていたが、実際インドの光景を目の当たりにしてみると、感じる衝撃はそれ以上のものがあった。
物乞いの姿はまだそんなに見てないが、野良牛が何頭も狭い路地に居座る姿なんかは、まさにあり得ない光景だ。そう、ここではたくさんの「あり得ない」光景を目にするであろう。
インドの首都デリーは1200万人が住む大都市。飛行機が着陸する時、濃い霧だ、と思っていたそれは、実は大気汚染であり、実際街に出てみると、それはそれはすさまじい汚染具合で、すぐに鼻の穴は真っ黒になってしまう。この国で最も心配していたしつこい客引き達は、意外にも噂ほどではない。結構あっさり引き下がる。僕らもさすがに自然と旅慣れしてるだろうから、少しは扱いにも慣れてきたのかも知れない。
ホテルの隣の床屋が、「40ルピー」(約120円)っ
て声をかけてきたので、思い切って髪を切ってみた。すると散髪が終わるや、何やら顔マッサージを始め、それがまた、やたら丁寧。何種類もクリームを塗り、何度もマッサージを繰り返す。「これで40ルピーはあやしいなぁ。まあ、ちょっと上乗せされても100ルピーくらいだったら、300円だしまぁいいか。」などど思考を巡らしながら、30分ほど続けてもらう。そしていざ支払い。「540ルピーです。」となんと10倍以上の値段をふっかけてきた。さすがインド。しかし値段表をみると確かに500ルピーって書いてあるし、どうも正規の値段のようである。値段を聞かない僕も悪かった。ただ、40ルピーって聞いて入った店で1600円も払うのはしゃくだったので、絶対払わん。という態度をとうしてみた。幸い店のオーナーがいなかったため、20分ほどの問答の末、200ルピーという妥協案を提示され、内心「ラッキー。」と思う気持ちをぐっとこらえ、「仕方ないな。」みたいな感じを装い、一件落着。ちょっと悪いかなぁ。とも思ったが、インドでは、ちょっと傲慢くらいでないと足元すくわれるんで。。
これからもますます難題が降りかかってくるであろうインド
。それでも心配ばかりが先にたってたこの地が、今日一日でだいぶ楽しく、興味溢れるものに感じられる様になりました。
写真下のように フラッシュをたくと、ほこりが光に反射して汚染具合がよくわかります。
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